ダイエット外来では減量効果促進の為に、食欲抑制剤や消化吸収阻害剤、脂肪吸収抑制剤といった薬や、脂肪燃焼の為のダイエットサプリを使用した薬物療法を行う場合があります。
ただ、薬のみに頼るとリバウンド等の危険性があるので、食事療法、運動療法の補助的な役割で行うのが望ましいです。
日本で唯一の保険適用ダイエット薬
アンフェタミン類と同様の薬理効果を現す食欲抑制剤です。ただし、依存性、耐性などの副作用があるので長期投与は禁忌です。
日本未認可のダイエット薬
セロトニンの働きを抑える事で食欲を軽減します。また、ノルアドレナリンを放出させることにより、代謝を上げ、脂肪燃焼効果を発揮します。ドーピング物質が含まれているので、スポーツ競技を行っている方は飲めません。
アメリカのFDAで承認され、アメリカ、ヨーロッパなどで認可、発売されていましたが、2010年1月、ヨーロッパ医薬品庁(EMA)は、「ジブトラミンの副作用により心臓発作や脳梗塞のリスクが増加する」として、ジブトラミンを含む医薬品の発売中止、回収を発表しました。アメリカを含めその他の国では発売中止・回収の動きはまだないようです。
日本未認可
オーリスタットとも呼ばれます。脂肪を吸収するための酵素をブロックする事によって脂肪の吸収を30%程抑えます。低脂肪食を摂ったのと同じことになりますが、脂肪を多量に含む脂肪便や下痢などの副作用が報告されています。
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。
中でも防風通聖散は体の水分循環を改善し、便通をつける作用や脂肪を分解・燃焼する働きがあり、おなか周りの脂肪、肥満症、便秘、むくみ、のぼせ、肩こりなどに効果的です。また、そのような症状をともなう高血圧症や腎臓病、糖尿病などにも使用します。
薬物療法は薬で食欲や消化吸収を抑制するのでストレスを感じることなく一見楽に思えますが、薬物療法のみに依存してしまうと服用中止と共にリバウンドで体重が戻りやすいという問題があります。かといってずっと服用し続ける事は副作用の危険性があるので危険です。やはり薬物療法にのみに頼るのではなく、食事療法、運動療法、行動療法のサポートとして使うのが一番効果的です。ダイエット外来では医師が他の療法とのバランスを考えて薬物療法を取り入れてくれるので効率良くダイエットすることが出来ます。